浮気をされて知った、自分の自信のなさ


32歳の男性です。
私は今年で結婚5年目になるのですが、実は2年目に妻の浮気を経験しています。
現在ではそれを乗り越えて夫婦関係を続けているものの、あの出来事を機に実に沢山のことを学べました。

そもそもの妻の浮気が発覚した経緯としては、SNSでの投稿がきっかけです。
ある日ふと妻の投稿を見たときに、見慣れないペアリングが写っており、これは何かと訊いたのを覚えています。
すると妻はとても慌てた様子で釈明をし、そこから浮気を疑い始めました。
その後注意深く妻を見ていると怪しい部分が色々とあり、最終的には妻の方から浮気の事実を告白したのです。

最初はショックや怒りの感情というよりも、この人がこんな大胆なことをするなんてという驚きの方が大きかったかもしれません。
妻は出会った頃からとてもシャイな人で、恋愛にも消極的だったからです。
しかし時間が経つと段々と裏切られた重みを理解でき、一時は本気で離婚も考えました。

こうなって初めて知ったのが、浮気をされた側の辛さです。
毎日己の中の嫉妬心や妻への怒りと闘っては、浮気相手がどんな人間なのかと想像します。
自分が浮気をされてしまう人間なのだと、そういう事実にも耐えられなかったのでしょう。
男の意地やプライド、そうしたものも怒りを増幅させていました。

ただ私自身も、浮気の一歩手前というところまで進んでしまったことがあるのです。
これは妻と出会う以前に交際していた女性との話ですが、本当にギリギリのところで我慢した経験をしています。
そのため浮気をしそうになる心理は、全く解らないわけではなかったです。

そしてこうした過去と向き合ったとき、初めて妻が浮気をしてしまった理由を考えられるようになりました。
もしかすると自分も悪かったのではないか、寧ろ自分は男性的な魅力を維持できるよう努力していたか、様々な疑問が浮かびます。
そこから導き出された答えは、やはり妻とやり直したいという気持ちでした。

以降はとにかく話し合い、徹底してお互いの気持ちを確認し合ったのを覚えています。
妻はどうしたいのかと尋ねると、同じようにやり直したいと言ってくれたのが嬉しかったです。

妻の浮気を知ってからは、同時に私の中にある自信が少なかったことも知りました。
妻が浮気をしたことで、今まで見ようとしなかった自分の自信のなさを指摘されたような気がしたのでしょう。

もちろん浮気という行為は、絶対にないに越したことはありません。
ですが妻の浮気があったから今の自分がいると、最近ではそう思えるようになっています。
浮気をされた側だからこそ、学べることもあるのだと思いました。