男性諸君、女の勘って怖いぞ。

当時お付き合いしていた方はとてもマメな方でした。
一年以上お付き合いしていましたが、毎日必ず2?3分だけでも電話をしてくれたり1本のメールをしてくれて、風邪を引けば疲れていてもお見舞いに来てくれる。
正直顔立ちも体格も「ずんぐりむっくり」という言葉が似合うタイプで性格も愛想が良いとは言えない彼でしたが、前述した細やかさと、ぶっきらぼうな言葉の奥から滲む優しさで、男女問わず慕われる人です。

ずっと先の旅行の予定を立てたり、将来の事を2人でよく話していたり、結婚願望は強くありませんが「もしかしたらこの人と結婚するかも知れない」とは感じていました。

デート中も仕事の電話をしたり、すれ違う綺麗な女性を見て露骨に喜んでいたりと、デリカシーはあまりありませんでしたが、その無防備さが却って私に安心感をもたらしていました。

が、結論から言うと彼は浮気をしていました。
電話もメールも頻度は変わらなく、彼の態度になんの変化もありませんでしたが、お家でまったりデートの際のほんの一瞬、無意識の行動で私は浮気の疑惑を抱き、同時に八割の確信を得たのです。

彼がポケットの中で鳴ったメールの着信バイブを止めた。ただそれだけの事でした。
時間は夜の11時頃。急な仕事の連絡か、もしかしたらピザ屋のキャンペーンのメールかもしれません。
ですが悲しいかな私の違和感は当たっていたのでした。
それからしばらくは私の違和感の証拠集めのために泳いで頂きます。
スマホを覗いたりはしませんでしたが、ほんの少し注意して見れば出てくる出てくる些細な違和感。
証拠を掴んだ訳ではありませんでしたが、相手も何となくわかりました。
98%の確信を得てから彼に訊ねます。
「〇〇さんと、なんかあった?」
結局浮気し始めた時期も、相手の女性も大当たり。
その後しばらくお付き合いを続けましたが、彼の事を信用は出来ても信頼回復が出来なかったのでお別れをしました。

浮気の善悪は正直分かりません。浮気に走る原因もカップル毎にそれぞれでしょう。
一瞬の気の迷いやスリルを求めてされる浮気に関して言えば、
徹底的に隠し通す技量か、双方の相手に澱みを飲み込ませるだけの甲斐性がなければ、その身に過ぎた事。
失う物に対して、得るものは一時の自己陶酔と現実逃避だけかと思います。